HT1010
DOS搭載 V55PI CPU
ROM-DOSを標準搭載
Datalight社のROM-DOSはMS-DOS Ver.6.2(英語版)互換システムです。ユーザープログラムはDOSシステムコールを使用できますのでソフトウェアの開発にはDOS用のCコンパイラ、アセンブラ等が使用できます。
FLASHメモリディスク
512KBオンボードFLASHメモリはCドライブとして設定されており、開発終了したプログラムを書き込み電源投入時に自動実行できます。
拡張性
マルチI/O(FDC、シリアル、プリンタ)や、オプトアイソレーティッドI/O等の拡張モジュールを用意しており、ボード間の接続にはスタッキング可能なコネクタを使用するためカードケージ等は不要です。
多彩なI/O機能
ビット毎に入出力定義可能なパラレルポート33ビットやRS232Cシリアルポート2チャンネルをはじめ、8ビットA/Dコンバータ4チャンネル、リアルタイムクロック等を搭載していますので、ボード単体でも幅広い応用が可能です。
フラッシュメモリの変更にかかわるユーティリティのアップデート
BIOS Rev2.45以降のHT1010-U01では、フラッシュメモリに富士通MBM29F040またはAMDAm29F040を使用しています。
このため、ユーティリティディスクRev.1.4までに収録されていたABCD.EXE(BIOSコンフィグレーション), FLUP.EXE(フラッシュメモリアップローダ), SPEED.EXE(コンソール通信速度変更ユーティリティ)が使用できない場合がありますので、最新版ユーティリティをご使用ください。
詳細は以下のページでご確認ください。
製品ラインアップ
| HT1010-U01 | 付属品無し |
|---|---|
| HT1010-L01 | 付属品無し(TOPR:-20~+70℃) |
| HT1010-SAT | PC/AT用スタータキット (HT1010-U01、ケーブル、ユーティリティ) |
| HT1010-SLA | PC/AT用スタータキット (HT1010-L01、ケーブル、ユーティリティ) |
仕様
| プロセッサ | NEC μPD70433GJ(V55PI)8086命令互換 |
|---|---|
| DOS | Datalight ROM-DOS(MS-DOS Ver.6.2互換) |
| システムクロック | 8MHz |
| メモリ | SRAM:512KB(メインメモリ、バックアップ無) |
| FLASH:512KB | |
| SRAM:2KB(バックアップ付) | |
| ROM:64KB(DOS、BIOS) | |
| システムリセット | 電圧検出リセット部:SII S80742 |
| カレンダ時計 | EPSON RTC63423A(バックアップ付) |
| シリアルポート | 2CH(うち1CHはシステムコンソール) TxD,RxDのみRS232Cレベル |
| ボーレートジェネレータ | V55PI内蔵2CH |
| 汎用入出力 | 33ビット(一部ピンは他のI/O機能と重複) |
| A/Dコンバータ | V55PI内蔵8ビット4CH(変換時間15μS) |
| タイマ | 16ビット4CH |
| ウォッチドッグタイマ | V55PI内蔵 |
| バックアップ | 0.1F電気二重層コンデンサ(電池併用可能) |
| スタンバイ機能 | システムクロック停止可能 ノンマスカブル割り込みによりウェイクアップ |
| オプションソケット | DIP32ピン1M、4MbitSRAM/EPROMをボード上に追加実装可能(ソケットは未実装) |
| 基板外形サイズ | 90.2×95.9mm(突起部含まず) |
| 電源 | DC5V±10% |
| 消費電流 | 動作時:100mA(Typ.) スタンバイ時:0.5mA(Typ.) |
| 動作温度範囲 | 0~+70℃(-U01) / -20~+70℃(-L01) |





