UEC-MONZ80
モニタープログラム

UEC-MONZ80は、カードサイズコンピュータUEC-Zシリーズの評価開発用ボードUEC-EV011、015とともに使用するよう設計されたデバッグモニタープログラムです。

プログラムはROMの0000~1FFFまで8KB、ワークエリアとしてRAMをF800から約1.3KB占有します。全ての処理は評価開発ボード上で行われるため、ホストマシンを選ばずにデバッグが可能です。(ROMモニターの性質上、実行制御コマンドはRAM上のプログラムデバッグ時にのみ使用可能です。)

RAMがバックアップされていますので、電源投入後モニターを起動せずにRAM上のユーザープログラムに移行する機能も有しています。

小型でシンプルな機能

シンボルを扱う機能やアセンブルコマンドを省略したため、プログラムはわずか8KBを占有するだけです。また、コマンド名はSYMDEBに準拠しているため導入が用意です。

使い慣れた通信用ソフトウェアを使用可能

パソコン通信用に市販されているソフトウェアのログ機能やヒストリー機能を使うことで、快適なデバッグ環境が得られます。

RAM/ROMプログラムのオートスタート機能

モニタープログラムを起動せずに直接ユーザープログラムにジャンプすることができます。通信ポートからこの動作を解除することもできます。

製品ラインアップ

UEC-MONZ80 適応品種はUEC-EV02A, UEC-EV04A, UEC-EV07
¥4,000(税抜)  \4,400(税込)

仕様

動作環境

 

メモリーマップ

主要コマンド

AT オートスタート設定
BC/ BD/ BE/ BL/ BP ブレークポイント制御
D/ DB/ DW メモリーダンプ
E/ EB/ EW メモリー内容の変更
F/ FB/ FW メモリーフィル
G ユーザープログラム実行
H 16進数の和差計算
I(PI)/ O(PO) ポート入出力
L HEXファイルロード
M/ MB/ MW メモリームーブ
P/ T トレース
R レジスター内容の変更
S/ SB/ SW メモリーサーチ
U 逆アセンブル
WD HEXデータライト